SDGｓ目標９と、人とのつながり

１９９５年１月１７日。今から２８年前に、阪神・淡路大震災が発生しました。

 

 

 

当時、埼玉に住んでいた小学生の私は、

テレビ画面に映し出された、大地震で崩れた街並みを見て、愕然としたことを覚えています。

 

 

 

真冬の早朝に起きた大地震は、

被災した方たちの『快適で安心、安全ないつも通りの朝』を簡単に壊しました。

 

電気、ガス、水道、電車を始めとする

交通網、電話回線すべてのインフラが寸断されたからです。

 

 

 

 

28年が経過し、甚大な被害に遭った地域に当時の爪痕こそありませんが、

だからこそ今、私たちは折に触れて

『インフラが整っていることへの感謝と人とのつながりの構築』

を忘れずにいなければいけないように思います。

 

 

 

日々、お料理をしていて包丁やまな板を洗えるのは、

水道の蛇口をひねれば水がでるおかげ。

 

ウォータースチームができるのも、電気やガスのおかげで鍋を加熱できるからですね。

 

 

 

料理に限らず、日常生活の根底を支えているものは、

『あって当たり前』ではないことを、

少し視野を拡げると分かることがあります。

 

 

 

例えば、国際連合広報センターの資料によると、

電気インフラがない地域に暮らす人口は約１１億人。

 

交通インフラが不十分な暮らしを余儀なくされている人口は20億人いるとあります。

 

 

 

また、世界人口の16％が携帯ブロードバンド・ネットワーク回線にアクセスできないことも

SDGｓ目標９<産業・技術革新の基盤を作ろう>

という課題として挙げられているのです。

 

 

 

 

産業や技術革新と聞くと、

何となく遠くの話に聞こえる方もいらっしゃるかもしれません。

 

でも、私たちが毎日普通に電気・ガス・水道を使ったり、

こうしてスマホやパソコンを使い充電したり、

どんなに雨が降っていても雪が降っていても交通網がマヒしないで

自由に行きたい場所に行けるのも、

全て技術革新が繰り返し行われてきた恩恵なのですね。

 

 

 

 

 

そう考えると、

実はものすごく身近なものだと気づかされる『産業・技術革新』ですが、

私はそれらを

『持続可能な享受のために自分たちができることをしておくこと』

が大事なように感じます。

 

 

 

節水、節電、限られた資源を効率よく使う工夫を日ごろからしておくことや、

緊急時に備えて、必要なものを備蓄しておくことは、

私たち市民レベルでも出来ることかなと思います。

 

また、最も重要なことは、

『人とのつながり』

だと言えます。

 

 

 

例えば、上記の大地震のような災害に見舞われた時に、

インフラの復旧がなされるまでの数日間を、

共に助け合いながら不便な環境をしのいだのは『人と人とのつながり』でした。

 

日常で、常備菜を作り置きしたり、必要な分だけ買い置きしたりしておくことは、

停電や断水などの際に非常に有効です。

それで自分も自分の家族も隣人も助けられるからです。

 

 

 

 

 

被災地ではない地域に住んでいたとしても、

それなら現地に必要な支援物資を届けること、

救助を必要としている方の情報を拡散することなども出来そうですね。

 

 

 

 

さらには、

過去の出来事を風化させない意識をどれほど保てるか、

語り告げるかも結局は『人』だと言えるでしょう。

 

 

 

 

 

 

いかがでしたか。

健やかに美しく、楽しく歳を重ねるにあたり、

『不安のない生活』は日々の小さな心がけから叶えられることもあるように思います。

 

必要な知識をつけ、実践しておくことで、それは自信につながります。

 

 

 

まずはぜひ、美容食レシピの中から、作り置き生活を実践されてみてはいかがでしょうか♪

 

 

 

お読みいただきまして、ありがとうございました♪

 

 

 

 

 

参考サイト　国際連合広報センター 　Goal_09.pdf (unic.or.jp)

　　　　　　朝日新聞デジタル　　　 (asahi.com)