癒しの香り成分 心を鎮める リラックス野菜
2026/04/14
かつては薬草や魔除けとして
使われていたほど、
強い生命力と香りを持つ
セロリ
独特の『苦味』と『芳香』は、
波立つ自律神経を
そっと鎮めてくれます。

旬は11月〜5月。
涼しい気候を好むため、
冬から春にかけてが
最も肉厚で、
筋まで柔らか。
たっぷりの水分と、
一年で最も高い香りを
閉じ込めて育ちます。

その独特の香りと存在感ゆえに、
『少し苦手…』と感じる方も
いらっしゃるかもしれませんね。
しかし、その『癖』こそが、
セロリが持つ類まれなる
浄化力の証なのです。
セロリは
体内の余分なものを
リセットしてくれる、
非常に頼もしい
栄養の宝庫でもあります。

実はセロリの栄養は、
茎よりも「葉」のほうに
豊富に含まれています。
特に注目したいのが、
粘膜や肌の潤いを守る
β-カロテン
葉の部分は、なんと
茎の2倍以上。
さらに、香り成分も
葉に凝縮されているため、
セロリの恩恵を
まるごと受け取るなら、
葉こそが主役と言っても
過言ではありません。

『硬くて使いにくい』と
思われがちな葉ですが、
実はその強い香りが
料理の雑味を消し、
奥深いコクを生み出してくれます。
捨ててしまいがちな部分にこそ、
心身を整えるパワーが
ぎっしりと詰まっています。
細かく刻んで
スープの仕上げに散らしたり、
余すことなく活用しましょう。

栄養素としての機能は
もちろんですが、
セロリの真価を語る上で
欠かせないのが
その「香り」。
特筆すべきは、
ポリフェノールの一種である
アピインや
セネリンです。


夜のセロリは、
安眠の特効薬
夕食にセロリを摂り入れることで、
一日の緊張を解き、
深いリラックスへと導いてくれます。
セロリの香りと栄養を
最大限に引き出し、
アピインやセネリンを
効率よく取り入れるための
「切り方のコツ」がこちら。

切り方ひとつで
香りの立ち方や食感が
劇的に変わります。
表面の硬い筋は
薄く剥くのが一般的ですが、
ここにも健康効果の高い成分が
豊富に含まれています。
煮込み料理や
スムージーにする際は、
あえて剥かずに
細かく刻んで使うと
栄養を逃しません。

そして、香り成分は
非常に揮発しやすく、
切った瞬間から空気中に
逃げていってしまいます。
「香りを食べる」のが
セロリの醍醐味。
食べる直前、
盛り付ける直前に
カットしましょう。

新鮮なセロリの
その瑞々しさを逃さず、
長持ちさせる最大の秘訣は、
買ってきてすぐに
「葉」と「茎」を
切り離すことにあります。
そのままにしておくと、
葉が茎の水分や栄養を
どんどん吸い上げてしまい、
茎が早くしなびてしまうからです。
保存の際は、
まず葉と茎を切り分け、
それぞれを湿らせた
キッチンペーパーで包み、
さらに ポリ袋に入れ、
冷蔵庫の野菜室で
立てて保存すると、
鮮度をキープできます。

仕事や勉強で
頭がフル回転したあとや、
夜なかなか寝付けないとき、
セロリの香りを嗅ぐだけで
高ぶった脳は
休息のリラックスモードへ。
イライラが溜まった日こそ、
セロリをシャキッと
噛みしめて。
日々がんばる心と体を、
自然の恵みの力で
そっと解きほぐしてくださいね♡




