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限りある地球の水を守るアクション3選 ~台所から「きれい」と環境を守る~

2024/08/20

みなさん、こんにちは。

猛暑が続く毎日ですが、皆様の地域はいかがでしょうか。

 

地球温暖化を越して「地球沸騰化」とまで言われる昨今、

少しでも現状を緩和するために、日ごろのライフスタイルを見直せたらよいですね。

 

今ある環境を永続的に守れるよう、

「台所から『きれい』と環境を守る」コラムをお届けしたいと思います♪

 

 

 

 

さて、今回のテーマは「限りある地球の水を守るアクション3選」です。

 

 

 

先日のパリオリンピックで、セーヌ川の水質が大きな問題となりました。

オリンピックの競技の一部がセーヌ川で行われる予定でしたが、

水質の悪化により一部の競技が中止される事態となったのです。

 

この問題は、地元住民や観光客だけでなく、世界中の人々に衝撃を与えました。

セーヌ川の水質問題は、決してフランスだけの問題ではありません。

 

実際、水質汚染は地球上のいたるところで叫ばれている深刻な問題です。

 

 

例えば、ミシシッピ川では、農業用肥料や化学物質が流れ込み、

広範な水質汚染が発生しています。

また、ガンジス川では、宗教的儀式や工業廃水により水質の汚染が問題視されています。

 

水質汚染は、生物多様性に深刻な影響を及ぼします。

汚染された水域では、多くの魚や水生生物が生息できなくなり、生態系が崩壊する危険性があります。

 

例えば、オーストラリアのグレートバリアリーフでは、農業からの化学物質がサンゴ礁に影響を与え、

サンゴの白化現象が進行しています。

このような現象は、地球全体の生態系に悪影響を及ぼし、私たち人間の生活にも直接的な影響を与えます[1]


 

 

 

 

私たちの体の約70%が水分で出来ています。

毎日必要な水分は、1/3が飲み水から、

2/3は食べ物に含まれているものから補っています。

 

食材を洗う水、調理で使う水、食器を洗う水…

一連の家事を「水仕事」と呼ぶほど、私たちの体も生活も水によって支えられています。

 

しかし、世界中では、人口の40%を超える人たちが水不足に苦しみ、

汚染された水を飲料水として使用するしかない状態の人口は約18億人にのぼると言われています。

 

 

ユニセフの資料によると、不衛生な水が原因による疾患で死亡する子どもの数は年間180万人とも言われています[2]

 

 

 

SDGs17の目標の1つに、目標6『安全な水とトイレを世界中に』というものがありますが、

私たち一人ひとりができることは何でしょうか?

私たちの小さなアクションが大きな変化をもたらすことがあります。

以下、限りある地球の水を守るための「アクション3選」を紹介します。

 

 

 

1.節水を心掛ける。

食器を洗う際には、水を流しっぱなしにせず、必要な量だけを使うようにしましょう。

1分間水を流しっぱなしにすると、約12ℓの水を使うことになります。

こまめに水を止めることを意識するだけで、年間の水道使用量も、それによる水道料金も大きく変わるでしょう。

食器は手洗いでなく食器洗浄機を使っているという方も、満杯になるまで待ってから使用することで、水の使用量を減らすことができます。

また、台所以外でも、例えば洗面所で手を洗う際や、お風呂のシャワーの使い方、

水洗トイレの大小レバーの使い分けなども含めて取り組むことで、大きな節水効果を得ることができます[3]

 

 

 

2.調味料や油などを流しの排水口に捨てない。

使い切った天ぷら油20㎖を流しに捨てると、

魚が安全に住めるレベルの水質に回復させるためには、

浴槽20杯分(約300ℓ)相当の清潔な水が必要だと言われています。

醤油などの調味料やコーヒーなどの飲み残しなど、流しに捨ててしまわれがちですが、

実は流しに捨てるほど、環境への負荷がかかります。

そのため、調味料を必要な分だけをお皿に出したり、

油不使用な調理法を活用したり、

皿に残った調味料や油は不要な新聞紙に吸わせて燃えるゴミに出したりするなど、

生活汚染水を減らす工夫をしましょう。

また、食べ残し、飲み残しを減らすことは節水だけでなくフードロス削減にもつながるので一石二鳥です。

 

 

 

3.地域の川や水源を守る意識を高める。

レジャーシーズンの夏は、海岸や河原や山に赴き、

キャンプやバーベキューなどを楽しむ方も少なくないですね。

そのような個人でレジャーはきちんとゴミを持ち帰る人が多いのにもかかわらず、

河川敷での花火大会となると、ゴミを放置して帰ったり、ポイ捨てしたりと、

集団心理が良からぬ方向に働く現象があります。

処理しきれないゴミは、雨や風で流されてダイレクトに環境を汚染することにつながります。

「ポイ捨て」の先に環境破壊があることを、

自然体験やボランティア活動などを通じて子供たちに伝えていくのも私たち大人ができることの1つかもしれません。

 

 

 

これらの小さなアクションを実行することで、

私たち一人ひとりが地球の水を守るために貢献することができます。

 

私たちの生活を見直し、持続可能な未来を築くための一歩を踏み出しましょう。

 

 

 

 

 

参考サイト

[1] WWFジャパン

国連水会議に向けて 世界の水の危機について報告 |WWFジャパン

[2]日本ユニセフ協会

どんなに汚くてもこの水を飲むしかない…。 | 日本ユニセフ協会 (unicef.or.jp)

[3] 国土交通省 令和5年版 日本の水資源の現況

001737484.pdf (mlit.go.jp)

顔写真

ArimitsuMaori

有光眞織

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①時短・簡単レシピ②エイジレス美腸ケアレシピ③美腸おつまみ④美腸スイーツ/2024年年11月『NEOヘルシーエイジング講座』リリース決定


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埼玉県/オンラインにて全国展開


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