真っ赤なエネルギー 奇跡の野菜 ビーツ
2024/06/11
栄養価が高く
「食べる血液」と呼ばれる
ビーツ
かぶのような形をしていますが、
ほうれん草と同じヒユ科で
甜菜(砂糖大根)の仲間である
根菜です。
東ヨーロッパの伝統的な料理
赤いシチュー「ボルシチ」に
使うことで知られていますね。
真っ赤な見た目から日本では
「火焔菜(カエンサイ)」といわれ、
北海道、長野県、茨城県などで
主に生産されている
国産のビーツは、
6月~7月にかけてと11月~12月の
年に2回旬を迎えます。
断面が渦巻き模様のものや
オレンジ色のものなど
様々な種類がありますが、
代表的な鮮やかな赤色は、
“ベタシアニン”によるもの。
「奇跡の野菜」ともよばれるビーツには
栄養成分が豊富に含まれ、
健康・美容効果が
期待できます。
ウォータースチーム®︎や
オーブンで加熱することにより、
ビーツそのものの甘味が
グッと引き出されます。
その際、皮は剥かずに
そのまま加熱しましょう。
水溶性の栄養成分まで
まるごと摂取するには、
スープやポタージュがおすすめ!
その他、
保存性が高まるピクルスなど
いろいろな調理法で
ビーツを使った料理を楽しめます。
厚めに皮を剥いてスライスすれば、
スムージー、ジュースや
サラダなどで生食も可能です。
彩り鮮やかなサラダは、
食卓を美しく華やかに
演出してくれますね♡
ところで、
ビーツを食べたあと
赤い便に驚いた経験がありませんか?
その現象を利用して、
消化にかかる時間を
測定することができます。
消化吸収が正常に行われている場合は、
一般的に12〜24時間後に
赤い便が排出されるとのこと。
ビーツを食べる機会があれば
消化時間をチェックしてみましょう。
葉付きの場合は
葉がみずみずしいものを選び、
保存する際には
葉と根を切り離します。
葉にもたっぷりと
栄養が含まれますので、
おひたしやナムルなどで
おいしくいただきましょう♩
産地直売所などで
葉付きの新鮮なビーツを
見かけることも多くなりました。
「ちょっと特別な野菜」から
「いつもの野菜」として
おいしく活用してみませんか?♡