お食事から美しく社会貢献
2022/10/19
病床台数が足りない!
という、今まで聞いたことのない事態が、コロナ禍で起きました。
しかも、世界中で・・・・。
コロナ感染者の拡大で、医療が受けたくても受けられない。
そんなことを、一体誰が想像できたでしょうか?
さて、コロナとの共存も板についてきた私たちですが、
ポストコロナを仮定して未来を少し想像してみます。
日本人として生まれてきた幸運の一つに、国民皆保険制度があると思うのです。
全国民、社会保険、あるいは国民保険に入り、医療を低額で誰でも受けられるという
素晴らしい制度です。
日本人は当たり前のように享受していますが、ちっとも当たり前ではなく、
世界の中でも、水準の高い医療を平等に受けられるという素晴らしい制度です。
我が国の医療保険について |厚生労働省 (mhlw.go.jp)
税金によって賄われている制度ですが、
果たして、この素晴らしい制度は存続していけるでしょうか。
大きな社会問題の一つ、超少子高齢化社会になって久しいですが、
それは、最も医療の必要とする後期高齢者世代が増え続けるにも関わらず、
納税割合の多い世代が減り続けることを意味します。
既に、高齢者世代は3600万人ほどで、人口の1/3ほどを占めているのですが、
さらに増え続けるということです。
※総務省統計局より抜粋
統計局ホームページ/令和4年/統計トピックスNo.132 統計からみた我が国の高齢者-「敬老の日」にちなんで-/1.高齢者の人口 (stat.go.jp)
国税庁ホームページより抜粋
[国の財政] 歳出~社会保障関係費~ | 税の学習コーナー|国税庁 (nta.go.jp)
この流れは私たちにはどうにもできません。
コロナ禍で、必要な人に医療が届かないということを目の当たりにした私たち。
私たちは常に事象から学び、より良い社会創りをしてきました。
さて、今の私たちにできることは、何でしょうか?
個人レベルで、今日からできることで最も簡単なことには、
健康を維持する努力だと思います。
私たちは、四方を海に囲まれた海に囲まれ、豊富な水と季節ごとに実る作物。
先人の知恵を引き継ぎ、常に発酵食品が身近にある恵まれた人種です。
健康に生きるのに、完璧な環境と、
その環境にすっかりと適合した身体をも持ち合わせているにもかかわらず、
体のメカニズムに合わせた適切な食べ方をしていないせいで、
医療費に負担をかけてしまっているのです。
医療の進歩で、罹ってしまった病気と対峙し、早期発見、早期治療で、寿命は延びました。
そのおかげで、高齢化が進んだとも言えるわけですが、
病気と向き合い、研究が進み、病気になるメカニズムが明らかになりつつあり、
これからは、病気にならない生き方へと、時代は流れていくべきではないでしょうか。
国民の半数は癌になるといわれている日本人、その分、医療費はひっ迫しています。
最新がん統計:[国立がん研究センター がん統計] (ganjoho.jp)
癌も認知症も、うつ病も、心筋梗塞も、糖尿病も、現代の病の多くを、
自然界に生息する食材、調理法、そして、日本古来の伝統発酵を用い、
食することで予防することは可能です。
まずは、自分たちから、病気知らずになり、医療費に負担をかけないこと。
そして、いずれ、高齢者になったときも、心も体も健やかさを失わず、
病院に行く必要のない自分でいられたら、
少し元気な日本の未来につながるかもしれません。
自らの健康に責任を持ち、本当に医療が必要な人に届けられるよう、私たちから実践していきたいですね。