脳腸相関~脳と腸は繋がっている~
2022/11/08
約38億年以上も前
たったひとつの細胞からなる
単細胞生物が地球上に誕生しました。
その単細胞生物が作り出した
ひとつの臓器が腸です。
腸はやがてさまざまな臓器を
生み出します。
腸はすべての臓器の要であり
すべての内臓の祖先。
胎内で赤ちゃんが育つとき
いちばん最初に作られるのも腸なのです。
腸には大脳に匹敵するほどの
神経細胞が存在しており、
脳から独立して行動するため
「第二の脳」といわれています。
脳から出された司令に
各内臓が従うことで
わたしたちの生命活動が保たれていますが
こうした情報伝達は
一方向ではありません。
脳と腸は自律神経を介して密接な関係にあり
互いに影響を及ぼし合っているのです。
これを脳腸相関といいます。
脳の正常な発達と働きに
大きく関わっている腸。
腸内細菌の構成を変えることによって
多くの脳の病気を改善することへの
期待がもたれています。
「何を食べるか?」は
腸内細菌の状態に影響し
脳と体の健康を左右するのですね。
食物繊維×発酵
毎日の継続で
腸内細菌の多様性を
高めていきましょう♩
腸=脳
腸を想う食事は
わたしたちの心と健康を守り
しあわせへと導いてくれます♡
参考文献:「心と体を健康にする腸内細菌と脳の真実」
「心と脳が元気になる長寿食」