台所から「きれい」と環境を守る ~今、私たちに必要なこと~
2022/10/22
10月も下旬にさしかかり、暦の上では「霜降」霜が降りるほどの気温低下の季節とされる時期になりました。
二十四節気でいうとその次はもう「立冬」、早いもので冬の到来です。
それにしてもこの夏、例年よりも「ものすごく暑かった!」と感じませんでしたか?
そう感じるのも無理はなく、気象庁の統計によると1898年から2021年の期間で、
日本の年平均気温は100年あたり1.28℃の割合で上昇しているそうです。
また、文部科学省と気象庁が2020年12月に公表した報告書によると、
20世紀末と比較した21世紀末の年平均気温が、
温室効果ガスの排出量が非常に多い場合に、
日本全国で平均4.5℃上昇するとの予測が示されています。
その結果、冬日は、約46.8日も減少するといわれています。
でも、春夏秋冬の移り変わりや、旬の食材を、この先もずっと楽しみたいですよね。
季節を味わい、慈しむために、自分たちには何ができるかな、と考える今日この頃です。
では、その鍵は何かというと「温室効果ガスの削減」です。
実は、消費ベースでの日本のライフサイクル温室効果ガス排出量は、
そのうちの6割が家計消費によるもので
、食事に関する温室効果ガス排出量は1割を占めているという推計が出されています。
「人生100年時代」と言われて久しいですが、
私たちが健やかに美しく、楽しく歳を重ねていくには
「人間だけでなく、地球丸ごと健やかに美しくあること」が必要不可欠です。
だからこそ、今、私たちができることは日々の暮らしの選択で、
無理なく出来ることから「私たちのきれいと、地球環境を守る」ことが大事だといえます。
そして実は、このレシピサイトを活用されている方は、
すでに実践されていることもあるかもしれません。
例えば、以下のようなことも「私たちのきれいも地球環境も守る取り組み」になります♪
・自炊と発酵利用でゴミを削減する。
・食材を丸ごと活用する。
・環境と健康に配慮した調理法を実践する。
・日本の伝統食材の使用し、継承していく。
そうです、これらはインナービューティーSDGsの取り組みですね♪
実はこれ以外にも、地球に優しい暮らしのヒントはいっぱいあります♪
例えば
・全部きれいに食べきる工夫をする。
(作りすぎない・持ち帰る)
・有機JASマークやMSC認証ラベル、ASC認証ラベルなど、
エコラベルの商品を選ぶ。
・「てまえどり」を実践する。
・ゴミの分別をして、
生ゴミは水分をしっかりと絞ってから捨てる。
こちらのコラムでは、今後、
インナービューティーSDGsの素晴らしさをお伝えすると共に、
国連が掲げたSDGsと私たちの日常生活との関係性、
そしてその先にある「NEOヘルシーエイジング」についても触れていきます。
みなさんの日々の実践が、
ご自身の美容やご家族の健康だけでなく、
地球のためにもなっている♪とウキウキして頂けましたら幸いです。