食べて整える 5月の不調
2026/05/12
新年度を迎えて
1ヶ月が経ちました。
新しい生活環境には
もう慣れましたか?

緊張の中で
毎日がんばってきた分、
ゴールデンウィーク明けになると
「なんだか体が重い」
「気力がわかない」
「朝ベッドから出られない」
そんな経験は、
ありませんか?
これがいわゆる
「五月病」です。
正式な病名ではありませんが、
新生活のストレスや
疲労が蓄積することで、
心身にさまざまな不調が
現れる状態のこと
「気合いが足りない」
「気の持ちよう」と
片付けられがちですが、
実はそうではありません。
五月病は、
自律神経の乱れが引き起こす
れっきとした体のサイン

だるい…
やる気が出ない…
それは、
腸と脳からのSOS
かもしれません。
その乱れの根っこには
「腸と脳の変化」が
深く関わっています。
腸と脳は、
迷走神経という
太い神経でつながっており、
常に双方向で
メッセージを送り合っています。
(=脳腸相関)

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ストレスを感じると、
脳から腸へ信号が送られ、
腸の動きが乱れます。
すると、
今度は腸から脳へ信号が返り、
メンタルの乱れが起きる──
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五月病とは、
まさにこの腸と脳の
悪循環が引き起こす状態
とも言えるのです。
腸と脳の信号の流れは、
脳→腸が約10〜20%
腸→脳が約80〜90%
つまり、
腸から脳へ送られる情報の方が
ずっと多いのです。
腸を整えることが、
メンタルを整える近道になる理由が
ここにあります。

五月病の不調の背景には、
ある重要なホルモンの不足が
関わっています。
それが
セロトニン
別名・幸せホルモンと呼ばれ、
気分の安定や意欲、
睡眠の質を左右する物質です。
セロトニンの約90%は
腸でつくられています。
ストレスで腸内環境が乱れると、
セロトニンの産生量が減り、
その影響が脳にも及んで
気分の落ち込みや意欲低下など、
メンタルの不調として現れるのです。

腸内環境の悪化は
免疫機能の低下にもつながり、
体のだるさや疲れやすさを
引き起こす原因にも。
「なんとなく不調」の多くは、
腸が発信しているサイン。
腸を整えることが、
五月病ケアにつながります。

腸と脳を整えるには、
毎日の食事から必要な栄養を
しっかり補うことが大切!
特に意識して摂りたい
栄養素をご紹介します。

トリプトファンだけを摂っても、
ビタミンB6が不足していると
セロトニンに変換されません。
さらに、
腸内環境が乱れていると
吸収もうまくいきません。
栄養は単体ではなく、
組み合わせて摂ることが
五月病ケアのカギです。
難しく考えなくて大丈夫。
毎日の食事の「基本」を
見直してみましょう。
私たち日本人ならではの
昔ながらの食文化に、
ヒントがたくさん隠れています。

毎日の「いつもの食事」が、
実は最高の腸活メニュー!
セロトニンは、
朝の日光を浴びることでも
活性化されます。
起きたらまずカーテンを開けて
朝日を取り込むこと
腸と脳のリズムを
整えるためにも、
毎朝の習慣にしましょう。

五月病は、
「弱いから」でも
「怠けているから」でも
ありません。
がんばっているからこそ、
腸と脳が疲れているサイン。
大切なのは、
特別なことをしようと
するのではなく、
毎日の食事の基本から
見直してみること

今日の食事が、
明日の元気を作ります。
腸が整えば、
脳も整う。
脳が整えば、
心が整う。
焦らず、ゆっくり、
小さな習慣を丁寧に♡




