基本の「き」!冬こそ台所で省エネ調理 ~台所から「きれい」と環境を守る~
2025/11/18
みなさん、こんにちは。
いつもコラムをお読みいただきましてありがとうございます。
先日、冬至を迎えて、早くも暦の上では冬となりました。
みなさんの地域では冬っぽさが増してきているでしょうか。
さて、国連では、2020年から10年間を【行動の10年】として各国のさらなる取り組みの強化を求めていましたが、
市民レベいルでも行動の余地はたくさんあります。
穏やかな地球環境をどのようにしたら次世代に残せるかを考え、
行動に移さなければいけないと思う今日の頃です。
少しでも永く穏やかな四季を楽しめるように、日常生活から出来ることを一緒にしていきましょう。
今月も「台所から『きれい』と環境を守る」コラムをお届けします♪
今回のテーマは、「基本の「き」!冬こそ台所で省エネ調理」です。
暑い夏が過ぎたと思えば、短い秋が過ぎて寒さが増す中、
温かい料理が食卓を賑わすようになります。
そんな中、ついエネルギーの無駄遣いをしてしまっている方も少なくありません。
日々の調理や台所作業でちょっとした工夫で省エネにつながり、
地球環境にも経済的にも負担のないようにすることは意外と簡単です♪
ぜひ、こちらのコラムが参考になれば幸いです。
そもそも、冬は家庭の電力消費はどれぐらいなのでしょうか。
資源エネルギー庁によると、下記のようなグラフが示されています[1]。

暖房に次いで、冷蔵庫、給湯がトップ3にあることが分かります。
家庭により差はありますが、それでも冷蔵庫と給湯は日々の生活で欠かせないものですので、
この点で工夫することは出来るといえます。
では、無駄づかいしがちな例として、どんなことが挙げられるでしょうか。
◇冷蔵庫に物を詰め込みがち。
◇熱い料理が冷めないうちに、冷蔵庫にしまいがち。
◇お湯の出しっぱなし、必要以上に高い温度でのお湯の使用をしがち。
◇鍋底から炎がはみ出すぐらいの火力の強さにしがち。
いかがでしょうか。
インナービューティーダイエットでは『ウォータースチーム®』が基本の調理法ですので、
強火にかけることは多くないかもしれませんが、
忙しい中で作り置きをしたものを冷蔵庫に入れるのに、
多少熱くても『ま、いっか』と入れてしまったり、
冷蔵庫の開閉が多かったりと、気づかぬうちにエネルギー過剰になってしまうこともありそうです。
実は、日本のエネルギー自給率は他国に比べてはるかに低く、
2022年度で12.6%というデータが打ち出されています[2]。
資源の乏しい国、日本。
経済産業省のホームページには以下のような解説があります。
日本の利用しているエネルギーのうち、石油・石炭・天然ガスなどの化石燃料が83.5%を占めていますが、
これらは国内でまかなえる量がごくわずかで、ほとんどを海外からの輸入にたよらざるを得ません。
たとえば、石油のもととなる原油は99.7%、天然ガスは97.8%、石炭は99.7%を海外から輸入しているのです[2]。

輸入に頼りきりになることで、国際情勢によっては必要不可欠なエネルギーが不足する可能性もあります。
使用エネルギーを節約することは、こういった観点から安定した生活を私たち自身が持続させていく点で重要だと言えます。
では、冬の省エネにはどのようなポイントがあるでしょうか?
◎冷蔵庫の冷却設定の再確認(強→中)をする。
◎冷蔵庫の扉を開ける時間を短くできるよう、庫内の整理整頓をする。
◎予め冷蔵庫から取り出すものを決めてから、扉を開ける。
◎給湯の温度を再確認する。(手荒れ防止にもなります!)
◎火力の省エネ、加熱時間の短縮に『ウォータースチーム®』を活用する。
◎熱いものはバッドなどに広げて粗熱を取ってから、冷蔵庫に入れる。

いかがでしょうか。
日頃から取り組まれている方は、ご自身のこまめな省エネライフに花マルをあげてください♪
そしてまだまだ改善ポイントのある方は、
一緒に「台所からキレイと環境を守る」一歩を、楽しみながら続けていきましょう。
今月もお読みいただき、ありがとうございました♪
[1]資源エネルギー庁(2025.11.12参照)
[2] 経済産業省ホームページ(2025.11.12参照)




