台所から「きれい」と環境を守る ~旬とディープエコロジー~
2023/11/21

みなさん、こんにちは。
先日「立冬」を迎え、気温も次第に低くなってきており冬の到来を肌で感じるようになりました。
いかお過ごしですか?
インナービューティーダイエット協会では、食材の「旬」を大切にしています。
春夏秋冬のある日本において、やはりそれぞれの季節に収穫される食材は、食材そのもののエネルギー(栄養価)が高いからです。
この時期の旬の果物といえば、例えば、ぶどう、リンゴ、みかんなどがありますね。
ところが、ここ数年の地球温暖化による気候変動は、農業に大きな影響を与えており、この時期に収穫できるはずの野菜や果物に変化が見られています。
農林水産省「令和4年地球温暖化影響調査レポート」(令和5年10月31日)によると、次のようなことが公表されています。[1]
ぶどうでは、果実肥大期以降の高温により、着色不良・着色遅延の発生による影響が
全国2割程度で、西日本では4割程度でみられた。
りんごでは、日焼け果の発生による影響が東日本では3割程度で、うんしゅうみかん
では、日焼け果の発生による影響が西日本では3割程度でみられた。
また、秋が旬のサンマについて、環境省から以下のようなグラフが公表されています。[2]
水産庁「不漁問題に関する検討会とりまとめについて」(令和3年6月)の発表でも、サンマについて「2010年から突然分布が沖合化した」「沖合域は餌環境が悪いため、成長悪化・死亡率増加・加入減少につながり、資源量が減少している」といわれています。
さらに「温室効果ガス濃度の上昇によって地球温暖化が進み、これまでに見られていた気候変動の規則性が乱れ、海洋を含む大規模な環境変化、極端な現象の頻度増加が起きている。」とも書かれています。
これは、この1年での世界や日本で起きたゲリラ豪雨や観測史上の記録的な暑さを考えても想像に難くないですよね。
そして、私たちは将来「海の幸・山の幸」を享受できない可能性が高まってきていること、そしてその原因には地球温暖化があり、私たちのエネルギー過多なライフスタイルが影響していることも否めません。
「ディープエコロジー」という言葉があります。
これは、「環境保護は、人間の利益のためではなく、すべての生命存在のためになされるべき」という考え方です。
私たちの食卓しいては経済活動に影響する「食材の価格上昇」を嘆くような報道が取り沙汰されることもありますが、人知れず高温障害になっている作物や、餌不足で死亡率が上がっている魚、動物などがいることも忘れてはなりません。
全国地球温暖化防止活動推進センターウェブサイト(https://www.jccca.org/)より
人間の利益だけではなく、地球上のあらゆる命のために、今一度次のことを意識して行動してみませんか。
◎フードロスをなくそう!
◎生活排水を減らそう!
◎省エネを心がけよう!
みなさんの日々の実践が、ご自身の美容やご家族の健康だけでなく、地球のためにもなっている♪とウキウキして頂けましたら幸いです。
参照:
[1]「令和4年地球温暖化影響調査レポート」の公表について:農林水産省 (maff.go.jp)
[2]秋冬の味覚に危機?地球温暖化の影響と“地産地消”という選択 | COOL CHOICE 未来のために、いま選ぼう。 (env.go.jp)
[3]水産庁「不漁問題に関する検討会とりまとめについて」(令和3年6月)furyou_kenntokai-19.pdf (maff.go.jp)